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経理の属人化を解消し、専任者ゼロの運営体制を実現CASTER BIZ accounting導入による業務仕組み化の事例を公開

株式会社キャスター(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川祥太、以下「キャスター」)は、株式会社ヒトイキ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木林琢磨、以下「ヒトイキ」)が、経理業務に特化したアウトソーシングサービス「CASTER BIZ accounting」を導入し、属人化からの脱却と専任者ゼロでの経理体制を実現した事例を公開しました。
ヒトイキでは、かつて経理担当者のスキルや対応力に依存し、マニュアルのない業務フローや、人材の入れ替えによる業務の停滞が課題となっていました。今回の取り組みにより、マニュアルの整備から業務オペレーションの構築、会計システムとの連携、営業部門との情報共有まで、組織を横断した業務改革を実現しています。
■ 導入の経緯
ヒトイキは、ヘルスケアキャリア事業や睡眠事業を展開するヘルスケアカンパニーです。これまで、経理業務は担当者ごとの対応に委ねられており、業務の属人化が進んでいました。導入当時の人員は約30名で、そのうち約9割がセールス職という構成。限られた人員体制のなかで日々の業務を回すのが精一杯で、会社としてマニュアルを整備する余裕はなく、業務の標準化が難しい状況でした。
業務自体は大きな問題なく回っていたものの、担当者の退職が相次いだことに加え、組織拡大のタイミングとも重なり、今後の運用に対する不安が高まっていきました。再び同じような事態が起きることを避けるためにも、誰が担当しても安定したクオリティで業務を遂行できる仕組みが必要だと感じ、経理業務のアウトソーシングからマニュアル整備までを一貫して支援してくれるパートナーの導入を検討しました。
■ 対応業務
- 請求書の発行
- 証憑(領収書・請求書など)の回収
- 支払いデータの作成(給与・取引先など)
- 月次仕訳の入力・確認
- 会計システム(freee・バクラクなど)との連携対応
- 経理マニュアルの作成・整備
- 営業部門と連携した請求業務フローの構築
- 提出遅延などに対する社員へのリマインド対応
■ 導入の成果
- 経理専任者ゼロでも運用できる体制を構築※バックオフィス業務は代表取締役や役員が兼任し、経理の専門ノウハウが社内にほとんどない状態からのスタート
- 毎月60~80時間分の業務負荷を外部化
- 業務の標準化・マニュアル化により属人化を解消
- 経理と営業部門の連携強化により業務効率が向上
- 経営層が意思決定や戦略業務に集中できる環境を確保
単に人手を補うためではなく、業務全体の質を高め、チームの生産性を底上げする結果につながりました。
■ 今後の展開
ヒトイキでは今後も、ツールや外部パートナーとの連携を前提とした柔軟な業務体制を強化し、限られた人材で最大限の成果を上げられる組織づくりを進めていく方針です。内製と外部リソースをバランスよく活用しながら、スリムで持続可能な体制構築を目指しています。
キャスターとしても、業務の標準化やオペレーション整備といった支援にとどまらず、組織の成長フェーズや目指す体制に応じた伴走を通じて、引き続きヒトイキの取り組みをサポートしてまいります。
■ 導入背景や成果の全容をまとめた記事はこちら
URL:https://accounting.cast-er.com/case/hitoiki/
■CASTER BIZ accountingについて
経理業務に特化したリモート型のアウトソーシングサービスとして、請求書発行や支払い処理、月次仕訳、証憑回収、会計ソフトとの連携など、幅広い業務に対応し、属人化の解消や業務の標準化を支援します。
CASTER BIZ accountingには、毎月世界中から集まる約2,000名の応募者の中から厳選された経理の専門人材が在籍しています。チーム体制で業務を担うことで、担当者依存や属人化を防ぎつつ、高い業務品質と安定的なリソース提供を両立。これにより、企業の経理業務における効率化とコスト削減を実現します。

CASTER BIZ accounting:https://accounting.cast-er.com/