News

News

/ プレスリリース

「GPTs」をはじめとする生成AIツールを社内で積極活用。将来的にサービスへのAI導入も予定

この記事をシェア: xシェア

「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げる株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表取締役 中川祥太、以下「キャスター」)は、OpenAI社が2023年11月7日に公開した「GPTs」(ChatGPTの機能の1つ)を社内に導入しました。従来より導入していたChatGPTをはじめとした生成AIと併せて、社内の日常業務の効率化を進めてまいります。また、将来的にはキャスターが提供するサービスへのAI導入も推進し、人材不足に課題を持つ企業の業務効率化をより一層支援していく予定です。

画像生成:Midjourney

■生成AIの社内導入から10ヶ月。浮き彫りになった継続活用の難しさ

キャスターは2023年3月より、社内業務に限定して生成AIの使用を全社的にスタートしました。
初期段階では高い利用率を示しましたが、月を経るごとに利用率は低下し、AIの社内展開が広がっているとは言い難い状況が見られました。要因として、「生成AIの自由度が高すぎるため、適切な活用法が分かりづらい」「生成AIの利用を推進しやすい社内体制に整えられていなかった」ことが挙げられます。
この経験を踏まえ、生成AIの社内浸透を促進するために、現在、全社的な基盤整備に注力しています。2023年12月には、OpenAI社のChatGPTを活用してノーコードで簡単にAIチャットbotを開発できる「GPTs」の社内利用も開始いたしました。

■生成AIを社内に導入し、作業に使っていた時間を自分の人生に

今後、キャスターではさまざまな業務で生成AIを積極的に活用し、社内業務の効率化を図ってまいります。
特に、総務・労務・人事・経理・法務などのバックオフィス部門においては、日々、従業員から繰り返し寄せられるFAQ対応業務を削減し、業務効率の向上につなげたいと考えております。また、管理部門以外でも自社の広告制作などに生成AIの活用を試行しております。

生成AIに関しては、現段階ではセキュリティ面や品質などに課題があることは否めません。しかしながら、AIの有効活用により、働き手は少ないリソースで更なる事業拡大に対応できます。また各自が充実した人生を築くための時間を確保することにもつながります。
キャスターでは、リスク対策を徹底しながら「作業に使っていた時間を自分の人生に」をコンセプトに、働き手がこれまで作業に費やしていた時間を人間だからこそできる仕事や各自の人生に使えるようAIの積極活用を推進してまいります。

■生成AIの社内活用事例:社内誌制作では、表紙デザインのディレクション工数が80%以上削減

キャスターでの生成AIの活用事例をご紹介します。2023年12月に発行した社内誌の制作では、全ての行程で生成AIを活用しました。特に表紙デザインのディレクションに要する工数は80%以上削減されました。また、広告制作においては、画像生成AIをバナーデザインをはじめとするコンテンツ制作に活用しており、これまでとは違う新しいデザインの導入につながっています。

●社内誌「Caster Magazine 『SIGN』」表紙

デザイン・ライティング共に生成AIを利用して制作

● 広告バナー

● 年末調整bot

年末調整時の質問にカスタム生成bot「GPTs」が回答

■将来的には、提供サービスへのAI導入を加速

将来的には、高セキュリティを備えた生成AIを開発し、キャスターが提供するリモートアシスタントサービスにもAI導入を推進していくことを予定しています。クライアントが安心して利用できる環境を整え、サービスの運用改善と品質向上によって、人材不足に悩むクライアントの業務支援を一層加速してまいります。

キャスター提供サービス一覧:https://caster.co.jp/service/

一覧に戻る