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キャスター、海外のITエンジニアへのアウトソースをワンストップでサポートする「Global Engineer Marketplace」β版の提供を開始
フルリモートでBPO事業を展開する株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表取締役 中川祥太、以下「キャスター」)は、2023年12月1日より海外のエンジニアにワンストップでアウトソースできる「Global Engineer Marketplace」(グローバル エンジニア マーケットプレイス)β版の提供を開始いたします。
フルリモートでのアウトソースにより、居住地や働く場所に関係なく世界のエンジニアのリソースを提供し、日本が直面する深刻なIT人材不足を解決する一助となることを目指します。
経済産業省によると、2030年には日本国内で最大79万人のIT人材が不足するという試算が報告されています(※1)。また、「デジタル競争力ランキング2022」では日本は63ヶ国中29位と低迷しており、デジタル・技術スキルにおいては62位という結果でした(※2)。加えて、日本企業がDXの取り組みを十分に行わなかった場合、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が発生する可能性が指摘されている「2025年の崖」も目前に迫っています。
このような状況の中、今後は日本国内でIT人材の獲得競争がさらに激化し、採用難易度が高まることが予測されます。実際に、キャスターへもエンジニアリング領域の人材支援について、多数のご要望が寄せられています。そこで、働く場所を問わないリモートワークの特性を活かし、海外のIT人材を提供する「Global Engineer Marketplace」を展開いたします。
「Global Engineer Marketplace」紹介サイト:https://globalengmarket.com/
(参照元)
※1:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf
※2:経済産業省「デジタル人材育成プラットフォーム の取組状況について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/006_03_00.pdf
■ 「Global Engineer Marketplace」3つの特徴
① 即戦力になるエンジニア
採用拠点には、IT教育が盛んな国やIT産業が発展している国を選定しています。英語力を備え、海外企業とのコミュニケーションに熟練した、即戦力となるエンジニアを提供しますので、クライアントが自社でエンジニアを育成する必要がありません。
② リーズナブルな価格
日本国内で要件に合ったエンジニアを採用するよりも、基本報酬の水準を抑えることができます。また、住宅手当や交通費のような法定外福利費の負担もございません。(※3)
月額料金例
※3:クライアントの要望や業務の性質に応じて、特定スペックのPCなど上記以外の経費を請求する場合があります。
③ 海外人材と直接契約するリスクを回避
クライアントは日本の国内法に準拠した業務委託契約(準委任)をキャスターと締結します。これにより、クライアントは海外企業と直接契約するリスクを回避できます。また、エンジニアへの給与支払い、労務管理、就労ビザ関連の手続きなど煩雑なやりとりや業務も不要です。
■ 「Global Engineer Marketplace」お問い合わせ先
「Global Engineer Marketplace」に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
Mail: global-tech-sales@cast-er.com
■ 今後はヨーロッパや中東・アジアでの採用を強化
今後は、特にヨーロッパや中東、アジアに採用拠点を増やしていくことを予定しています。キャスターにてエンジニアの採用を強化することで、IT人材の採用に課題のある多くの企業を支援できる体制を構築してまいります。
また、エンジニアリング領域だけではなく、医療・介護・サービス業など、人材不足が課題となる他の業界においてもリモートワークを導入し、労働力確保の合理化を進め、労働市場の需給バランス解消に寄与してまいります。